【映画感想】かぐや姫の物語「社会においての『幸せ』を考える」

かぐや姫の物語DVDアニメ

2013年の日本のアニメ映画です。(ジブリ)原作は『竹取物語』。以下、ネタバレあるので注意!

 

感想

こんなに辛い話だと思わなかった

子供時代の幸せだった頃を経て、とにかく辛い姫としての生活。そして会ったこともない人と結婚させられそうになる。それが「お前の幸せなんだと」。でもそれがまったく幸せそうに思えない。

姫自体豊かな生活をしてるので、わざわざ高貴な人に娶ってもらう必要はあまりない。そして高貴な人が全然魅力的じゃない。おじさんばっかり。嫌だと思う姫の気持ちがガンガン伝わってきました。

生きてる手応えがあれば幸せになれた

これがこの映画が伝えたかったことなのかな。私もその通りだと思います。でも実際、生きてる手応えのある生活を選択出来てるか?と聞かれたら出来てない。それをすれば幸せになれるだろうってわかってるのに。

子供を追い詰めてはいけない

これは『しつけ』とか『教育』に対してのメッセージもあったのかな?子供に親の考えを押し付けすぎると月に帰っちゃうかもよ!?

鉛筆でザッザッと描かれたタッチの絵なので、好き嫌い別れるかも?

エンドロール

途中見てて辛いしちょっと飽きてしまいましたが、エンドロールでこれまでの流れを歌に合わせて見たら感動しました。このエンドロールを見るために、この映画を見たのかってぐらい。良かったです。

今のすべては 過去のすべて

という歌詞がまさにピッタリ。

社会においての『幸せ』

これは現代でも縛られてる人が多くいるテーマだと思います。私にとっての幸せは『これ』なのに、「社会にとっての幸せをあなたは持ってない」とか余計なお節介をされる。

心が強い人ならスルー出来ても、それが出来なくて自分というものがグラついて不幸になってしまう人もいる。お節介を焼いた人も不幸になってほしくて言ったわけじゃないのに。

社会においての『幸せ』を重要だと考える人とそうで無い人がいる。前者がこの物語では翁。翁も決して悪人では無いのに、なんだか無神経な人のように見えてしまった。でも姫は翁のことを否定しなかった。

私たちはそういう考えが社会にあって、それと上手く折り合いをつけて生きていくしかないのかな。

 

終わりに

すごく大切なメッセージを伝えてくれた作品でしたが、ちょっと長すぎた印象も受けました。だからと言って1時間ぐらいにキュッとまとめたら、この作品の余韻は味わえなかったのかな・・・。うーん、難しい。あと、女童がとっても可愛かったです。(*´ω`*)

女童かぐや姫の物語