【本】僕が好きな人へ-海がきこえるより- 感想

海がきこえる僕が好きな人へ

何年か前古本屋で購入しました。絶版なので、今では古本でしか購入出来ません。『海がきこえる』好きな人には嬉しい一冊です。

 

内容

僕が好きな人へ海がきこえる

60数ページ。その内の50ページ以上は、小説『海がきこえる』の文章数行と近藤勝也さんのイラストが組み合わされています。

そして残りのページが書き下ろし。この本でしか読めない、拓から里伽子への手紙です。

 

感想

小説を読み返すほどでは無いけど、ちょっと『海がきこえる』を楽しみたい時には良い本です。パラパラと里伽子の絵と少しの文章を読んでるだけで、シーンが浮かんできます。

この本だけで海がきこえるを楽しむのは難しいと思うので、小説かアニメを見てから読んだほうが良いと思います。

やっぱり、氷室冴子さんの紡ぐ言葉が好きだなぁ。ポッと数行抜き出されると、余計文章の良さを感じる。特に最後の

いろいろ問題はあったけど、やっぱりすべては里伽子に戻ってゆくんだと思う。

はただただ、いいなぁと唸ってしまいました。その隣のページの、ニッと笑った里伽子の表情も相まって良い。

あと雑誌掲載時にはあったシーンのイラストもここで見れます。小説やアニメでは無かったシーンです。

里伽子への手紙

20歳ぐらいの男の子の手紙というのがまず新鮮。最近はLINEやメールでも長文はヨロシクナイみたいな雰囲気があるので、こういう手紙を書いて欲しいと思いました。(笑)長文だと、思いもよらぬ発言とかありそう。

里伽子宛の手紙なので読んでると、「ここの部分読んで、里伽子ムッとしてそう」とか読んでる里伽子の様子が同時にイメージ出来て面白かったです。

「また松野くん!?」とか、途中で手紙読むの止めちゃうとか。(私の勝手な想像です)

拓の勝手な手紙みたいな感じがするけど、最後に里伽子のことに触れてくれてこんな手紙もらったら私は嬉しいなって思いました。文章も拓らしい。

この手紙の後の二人のやり取りも想像すると楽しいです。(^^)

お気に入りのイラスト

  • 両手でグラスを持ってこちらを見てる大人里伽子
  • 『里伽子へ』の横の拓

 

終わりに

定価1200円の本ですが、今amazonで調べたら中古品で3000円ぐらいになってました。

僕が好きなひとへ―海がきこえるより
氷室 冴子 近藤 勝也
徳間書店
売り上げランキング: 39,122

魔女の宅急便はまだ新品の本が買えるので良いなぁ。(海がきこえるは、塩がいけなかったのかな~(冗談/本を読めばわかるネタ))

こういうイラストと文章の組み合わせでサラッと読める本、他のジブリ作品でも出して欲しいです。

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